受験生が勉強に集中するためにスマホから離れる方法

40代である私が受験生の頃は、既に携帯電話はあったものの
電話とメールができるぐらいで、スマホのように多機能ではありませんでした。

なので携帯電話に時間を取られることは無かったんですが、
今の受験生にはスマホに勉強時間を削られてしまうといった問題があります。

親からすると「勉強の邪魔になるなら、スマホを使わなければ良い」って感じですが、
小さい時からスマホに慣れ親しんでいる受験生にするとスマホを使わないことって
簡単じゃないんですよね。

しかしスマホのせいで十分な勉強時間が確保できず、
受験で思うような結果が出せないと悔しいですから、
受験生がスマホから離れられる方法をいくつか紹介しましょう。

自分が1日に何時間スマホを使っているか把握する

スマホから離れて受験勉強に集中するには、
まず自分が1日にどのぐらいの時間スマホを使っているかを把握することが重要です。

iPhoneだと、スクリーンタイムでスマホの利用時間はもちろん、
スマホを持ちあげた回数やアプリごとの利用時間なんかも確認できます。

Androidスマホには利用時間を確認する機能は付いていませんが、
アプリを利用すれば1日のスマホ利用時間やアプリごとの利用時間を確認することが
可能です。

あるスマホの利用実態調査によると、
1日のスマホ利用時間が4時間未満という人が全体の6割以上を占めています。

受験生の年代である10代に限定しても半数以上が4時間未満となっており、
1日の利用時間が4時間を超えていると「使いすぎ」と考えて良いんじゃないでしょうか。

ちなみに40代社会人の私が1日のスマホ利用時間を確認してみると、
何と4時間を超えていました。

平日ではなく休日の利用時間ではありますが、
アプリのパズルゲームにハマって時間を浪費していることを反省しました・・・。

私のように1日のスマホ利用時間を目の当たりにするだけでも、
長時間使っていることを反省して、少しスマホを使う時間が減らせますよ。

スマホの利用スケジュールを決めておく

受験勉強をする時には、それぞれの科目をどのぐらいの時間勉強するか、
あらかじめスケジュールを決めることがありますよね。

勉強のスケジュールを決めるのと同じように、
1日のスマホ利用スケジュールもあらかじめ決めておけば良いんです。

そこまできっちりスケジュールを決めなくても、
勉強の休憩時間に10分だけ使うといったように勉強のスケジュールに
スマホの利用時間を入れ込んでしまうのも良いかもしれません。

スケジュールを決めることで、勉強する時間とスマホを使う時間でメリハリがつきますし、
時間が限られるのでスマホを目的もなくダラダラと使い続けることも無くなります。

社会に出ると「メリハリのある時間の使い方」が非常に重要だと気付きますが、
受験生の内からメリハリのある時間の使い方を身に付けておくと後々役に立ちますよ。

アプリの通知をOFFにする

勉強に集中しているつもりでも、スマホにアプリの通知が入ったメロディやバイブの音が
聞こえるとついつい気になってスマホを手に取ってしまいます。

なのでアプリの通知が入らないように設定しておけば、
スマホを気にせず受験勉強に集中できるというわけです。

アプリの通知が入ることで「通知が気になってスマホを見る」→
「SNSなどの返信をしている内に次の通知が入ってくる」→
「スマホを使う時間が長くなる」といったサイクルにハマってしまうんですね。

アプリの通知機能がスマホ依存を悪化させると言ってる心理学者も居るぐらいですから、
アプリの通知をOFFにすることでスマホを手にする機会を減らせる可能性が高いです。

iPhoneでもAndroidスマホでも、アプリごとに通知を受け取る・受け取らないを
設定できるので、緊急性の低いアプリの通知は受け取らないように設定しておきましょう。

通知音やバイブをOFFにするだけも効果あり

アプリの通知を完全に入らないようにしてしまうと、それはそれで不便ですから、
通知が入った時のサウンドやバイブをOFFにするだけでも良いですよ。

サウンドやバイブをOFFにしておけば、自分からスマホを見ない限りは、
アプリの通知が入ったことに気付かないので勉強に集中できます。

通知を受け取る・受け取らないと同じように、アプリごとに通知を受け取った際の
サウンドのON・OFFが切り替えられるようになっています。

ただしバイブについては、Androidスマホだと機種によっては
アプリごとに通知を受け取った際のバイブのON・OFFができます。

しかしiPhoneやAndroidスマホの一部機種では、
アプリごとにバイブの設定はできず、全体的なバイブのON・OFFしかできません。

なのでiPhoneなどでバイブをOFFにしてしまうと、
着信が入った時もバイブしなくなってしまうので注意してください。

スマホを目の届かない場所に置いておく

スマホが目に入るとどうしても使いたくなりますから、
少なくとも受験勉強をしている間はスマホは目に入らない場所に置いておきましょう。

目に入らなくてもすぐに取り出せる場所だとあまり意味がありませんから、
勉強中はお父さんやお母さんにスマホを預けておくと良いです。

「○時まで勉強するから」と言ってスマホを預けておけば、
お父さんお母さんがタイマー代わりとなってくれるので、
その時間になるまでは絶対にスマホが使えなくなります。

たといスマホを伏せて画面を見えないようにしていても、
見える位置にスマホをおいていると作業効率が落ちるといった調査結果もあります。

ですから少なくとも受験勉強をしている時は、
目に入らず簡単に取り出せない場所にスマホを置いておくことが重要なんですね。

物理的にスマホを使えなくする

スマホを見えない場所に置いておくなら、お父さんお母さんに預けるのも良いんですが、
同時に物理的にスマホを使えないようにしておくと良いかもしれません。

設定した時間が経過するまで開かない箱いわゆる「禁欲ボックス」に、
受験勉強をしている間スマホを入れてしまうという方法です。

禁欲ボックスにスマホを入れて蓋を閉めタイマーをセットすると、
タイマーが切れるまで禁欲ボックスの蓋が開かなくなります。

タイマーが切れて禁欲ボックスの蓋が開くまではスマホが一切使えないので、
勉強するしかないってわけです。

タイマーは1分から数百時間まで設定可能で、
数日前から受験が終わるまで一切スマホを触れなくすることもできます。

携帯ゲーム機なども入れられる大きいサイズの禁欲ボックスだと
10,000円前後しますが、スマホぐらいの大きさの物までしか入らないサイズだと
4,000円前後で買えます。

禁欲ボックスにお菓子を入れてダイエットに利用している人も居るので、
スマホと一緒に好きな物を入れておくとより勉強へのモチベーションが高まりますよ。

図書館や自習室を利用するなら

図書館や自習室を利用して受験勉強する場合は、
タイマー式南京錠を使って禁欲ボックスを自作しましょう。

市販の禁欲ボックスはかさ張りますから、
カバンに入れて持ち運ぶということはできません。

だからと言って、スマホを持って行かずに図書館や自習室に行くのも不安ですよね。

そこでタイマー式南京錠とファスナー式でフックが付いたポーチで、
図書館や自習室にも持って行ける禁欲ボックスを自作してしまおうというわけです。

ポーチにスマホを入れてファスナーを閉めたら、ポーチのファスナーとフックを
タイマー式南京錠でロックしてタイマーをセットするだけです。

これでタイマーが切れて南京錠が開くまではポーチからスマホを取り出せないので、
図書館や自習室にスマホを持って行っても勉強に集中できます。

市販の禁欲ボックスだと安くても4,000円ぐらいしますが、タイマー式南京錠なら
通販サイトで2,000円前後で買えますし、ポーチは100円ショップのもので十分です。

安くて持ち運びができる自作の禁欲ボックスは、
図書館や自習室で勉強する受験生にはピッタリじゃないでしょうか。

アプリの利用を一時的に制限する

スマホを一切使えなくするのはイヤという場合は、
一時的にスマホのアプリが使えないように設定しておくと良いでしょう。

iPhoneだとスクリーンタイムを使えば、アプリごとに1日の利用時間を設定することが
できて、設定した利用時間を超えるとアプリがその日は使えなくなります。

パスコードを設定していないと「制限を無視」をタップするだけで利用時間が
延長できてしまいますが、パスコードを設定しておくとパスコードを入力しないと
利用時間の延長ができません。

自分でパスコードを設定すると簡単に制限が解除できてしまうので、
お父さんやお母さんにパスコードを設定してもらって簡単に解除できないように
しておくと良いですね。

「休止時間」で最低限の機能以外ロックする

iPhoneのスクリーンタイムには、設定した時間内は通話などの最低限の機能以外は
ロックされる「休止時間」という項目があります。

スクリーンタイムを起動して「休止時間」の項目をタップしてタブをONに切り替え、
あとは開始時間と終了時間をセットするだけです。

開始時間になると
 ・通話
 ・FaceTime
 ・メッセージ
といった機能以外は終了時間が来るまで使えなくなります。

ただこれもパスコードを設定していないと「制限を無視」をタップするだけでアプリが
使えるようになるので、お父さんやお母さんにパスコードを設定してもらいましょう。

受験生にとっては勉強も大事ですが、
体調管理のためには規則正しい生活も重要ですよね。

勉強する時間だけでなく就寝時間に合わせて休止時間を設定しておくと、
毎日決まった時間にスマホが使えなくなり眠りにつけるようになります。

休止時間には抜け道もある

スクリーンタイムの休止時間を使うとiPhoneの最低限の機能以外をロックできますが、
休止時間には抜け道もあります。

実は休止時間では使えるアプリを自分で設定することができるので、
休止時間内でも使いたいアプリは使えてしまうんです。

スクリーンタイム内にある「常に許可」の項目でアプリを選択しておくと、
休止時間内でもそのアプリが使えるようになります。

なのでいくらお父さんやお母さんにパスコードを設定してもらっても、
最初にSNSやLINEなどのアプリを使えるように設定しておくと
休止時間が何の役にも立たなくなってしまうわけです。

スクリーンタイムや休止時間は手軽にアプリの利用を制限できますが、
反対に制限を解除するのも簡単にできてしまいます。

ですから受験生がスマホから離れる方法としては、
スクリーンタイムや休止時間はあまり効果的とは言えないと思います。

Androidスマホはスマホ依存対策アプリでアプリの利用を制限

AndroidスマホにはiPhoneのスクリーンタイムのような機能はありませんから、
スマホ依存対策アプリを使ってアプリの利用を制限することになります。

iPhoneのスクリーンタイムや休止時間はアプリの利用を制限するだけなので、
人によってはすぐに制限を解除して長続きしなかったりするんですね。

その点スマホ依存対策アプリには、
アプリの利用制限が長続きするような工夫が施されているものもあるんです。

例えば、セットしたタイマーが切れるまで一切スマホを触らなければ、
画面内の植物や魚などのキャラが成長したり、街の開発が進んだりします。

タイマーが作動している間に少しでもスマホを触ると、成長や開発がゼロからやり直しに
なってしまうので、ゲームのようにアプリの利用が制限できます。

友達と同じアプリを入れてキャラの成長などを競うことで、
よりアプリの利用を制限していることが苦痛じゃなくなります。

毎日勉強でスマホの利用も制限されると受験生には楽しみがありませんから、
せめてスマホの利用制限が楽しめるアプリを使った方が良いですね。

iOS11以前のiPhoneだとスクリーンタイムが使えませんから、
iOS11以前のiPhoneを使っている場合はAndroidスマホと同じように
スマホ依存対策アプリを使ってアプリの利用を制限しましょう。

スマホ画面を白黒に

受験生がスマホから離れる方法の1つとして、
スマホの画面をカラー表示から白黒表示に帰るというものがあります。

「カラーが白黒になったからってスマホを使わないようになるの?」って思いますよね。

私も半信半疑だったんですが、実際にスマホ画面を白黒にしてみると何となく
アプリを使おうって気にならなくなりました。

SNSも画像が白黒だと次から次へと投稿を見る気にならず、
本当に見たい投稿だけチェックして終わりって感じでしたね。

人によって感じ方は違うと思いますが、私としては画面を白黒にするのは
スマホの利用時間を減らす方法として結構効果的だと感じました。

スマホ画面を白黒にするには、それぞれ設定から
 ・iPhone・・・「アクセシビリティ」→「画面表示とテキストサイズ」→「カラーフィルター」ON
 ・Androidスマホ・・・「開発者向けオプション」→「色空間シミュレート」→「全色盲」
でOKです。

ちなみにAndroidスマホで「開発者オプション」を表示させるには、
「端末情報」の「ビルド番号」を連続で何度かタップしてみてください。

まとめ

 ・受験生がスマホの利用を制限するなら、まずは1日のスマホ利用時間を把握する
 ・アプリの通知をOFFにして、通知が入ったことに気付かないようにする
 ・勉強中はスマホを自分の目に入らない場所に置いておく
 ・スクリーンタイムやスマホ依存対策アプリでアプリの利用を一時的に制限
 ・スマホの画面を白黒表示に変更してみる