今やスマホで動画を見ることが当たり前となっており、
通勤・通学時などの空き時間にスマホでYouTubeを見ている人も多いと思います。
スマホでYouTubeを見るのは良いとしても、
YouTubeを見ている時に電話がかかってきたら
通話相手に動画の音が聞こえるんじゃないかということが気になりますよね。
別に変な動画を見ているわけじゃなくても、通話相手によっては
自分の趣味趣向をしられるのがちょっと気恥ずかしかったりします。
そこで、スマホでYouTubeを見ている時に電話がかかってきたら相手に
YouTubeの音が聞こえるのか、そもそもスマホで動画を見ながら通話することが
できるのかなどについて詳しく見ていきましょう。
スマホで動画再生と通話を同時にすることは可能
スマホでYouTubeなどの動画を再生しながら、
同時に電話機能を使って通話するといったことは可能です。
以前の機種では動画再生と通話は同時にできないようになっていましたが、
最近ではほとんどの機種で動画再生と通話は同時にできるようになっています。
ただし、YouTubeは問題ありませんが、
動画アプリによっては通話機能と同時に使えない場合もあるので注意してください。
また機種によっては動画再生中に電話がかかってくると一時停止になることも
ありますが、通話中でも一時停止を解除して再生することができますよ。
LINE通話と並行して動画再生もできる
スマホの通話機能ではなくLINEで音声通話している時でも、
同時にYouTubeなどの動画を再生することができるようになっています。
LINEのバージョンが古いと音声通話と動画再生を同時に使うことはできませんが、
最新バージョンであれば問題ありませんよ。
最新バージョンでなくても、2017年8月頃に配信されたバージョン以降であれば
通話と動画再生の同時使用が可能です。
なので普通にLINEを使っていれば定期的にアップデートしているはずですから、
LINEのバージョンの問題で通話と動画再生が同時に使えないことは無いと思って
良いでしょう。
中にはスマホではなくタブレットやパソコンでLINEを使っていて、
LINE通話も利用しているという人も居ると思います。
タブレットやパソコンでLINE通話をしている時でも、
YouTubeの動画を再生することは可能です。
ゲームアプリも通話と同時に使える可能性大
通話とメディアで音声信号を分けているってことは、
動画再生だけでなくゲームアプリも通話と同時に使える可能性が高いです。
とは言っても、動画なら通話しながら見ることもできますが、
通話しながらゲームするのは簡単じゃありません。
しかし結論が毎回同じになる友人の相談なんかだと、
ゲームをしながら適当に相槌だけ打って話を聞くなんてこともできるかもしれないですね。
(失礼な話ですが・・・)
ただしゲームアプリの種類によっては、
スマホの通話機能にアクセスするようなものもあります。
そういったゲームアプリでは通話中はアプリが起動しない可能性もあるので、
通話とゲームアプリの同時使用は動画再生よりも少しハードルが高くなります。
通話中にYouTube動画を再生したら、音は相手に聞こえる?
スマホの通話機能でもLINE通話でもYouTubeの動画再生に使えるのは良いとして、
問題は動画の音が通話相手に聞こえるかどうかですよね。
結論から言うと、
通話中にYouTube動画を再生しても通話相手には動画の音は聞こえていません。
スマホでは通話と動画などメディアで音声の出力信号が分けられており、
動画の音が通話機能を通して相手に聞こえないようになっているんです。
なのでYouTube動画を見ている時に上司や取引先から電話がかかってきても、
YouTube動画を見ていることを相手に知られる心配が無いわけです。
動画の音は自動的に小さくなるので、スピーカーの音を拾われる可能性も低い
スマホで動画再生中に電話がかかってくると、電話の音声がメインで動画がサブとなり、
動画の音は自動的に小さくなるようになっています。
これはLINEの音声通話でも同じで、
LINEの音声通話と動画再生を同時に行うと動画の音が小さくなります。
ですからスマホのスピーカーから出る動画の音をマイクが拾って、
通話相手に聞こえてしまう可能性も低いんですね。
ただしAndroidスマホの場合は、通話をスピーカーにすると、
通話と動画のボリュームが同じぐらいになってしまいます。
そのため通話相手の声が聞き取りにいだけでなく、
動画の音をマイクが拾って相手に聞こえてしまう可能性も出てきますよ。
ちなみにiPhoneの場合は通話をスピーカーにすると、通話音声は本体スピーカーから、
動画音声は受話スピーカーから聞こえるようになっています。
受話スピーカーの音をiPhoneのマイクが拾う可能性は極めて低いですから、
iPhoneでは通話をスピーカーにしても相手に動画の音が聞こえることはありません。
通話しながら動画を見るならイヤホン推奨
スマホで通話しながら動画も見るのであれば、イヤホンを使うことをオススメします。
特にタブレットやパソコンといった本来通話には使わない機器で、
LINE通話と動画再生を同時に使う場合はイヤホンが必須です。
スマホでは通話中は動画の音が小さくなってしまうので、普通に通話していると
相手の声はよく聞こえますが、動画の音が聞き取りにくくなります。
かと言って通話もスピーカーにしてしまうと、マイクが動画の音を拾って
相手に動画を見ながら通話していることが分かってしまいます。
(通話相手によってはかなり失礼)
タブレットやパソコンには受話スピーカーが無く本体スピーカーのみですから、
そのままLINE通話をするとマイクが動画の音を拾うのはほぼ間違いありません。
イヤホンを使うと、通話とメディアの音声信号は別なので、
基本的に通話相手に動画の音が聞こえることはありません。
タブレットやパソコンだと本体スピーカーから動画の音が流れなくなるので、
マイクが動画の音を拾う心配が無いわけです。
それでいてイヤホンによって通話と動画以外の音がある程度シャットアウトできるので、
通話相手の声も動画の音もより聞き取りやすくなるってわけです。
ちなみに私自身は40代ということもあって考え方が少し古いので、
通話相手に動画の音が聞こえるか心配するぐらいなら通話中は
動画を止めたら良いのにと思ってしまいます・・・。
通話中に再生している動画の音量は調節できる?
通話と動画再生を同時に使用していて、
通話相手の声が大きくて動画の音が聞こえない、反対に動画の音のせいで
通話相手の声が聞き取りにくいなんてこともあるかもしれません。
そういった場合、私個人としては動画再生を止めれば良いと思うんですが、
通話中に動画の音量を調節することができます。
Androidスマホでは
・着信音
・メディア
・通知
・通話音量
などの音量を個別に調節できるようになっています。
通話中に「通話音量」を下げて「メディア」を上げることで、
通話相手の声を抑えて動画の音を聞き取りやすくすることができます。
反対に「メディア」を下げて「通話音量」を上げれば、
動画の音によって通話相手の声が聞き取りにくくなることを避けられます。
iPhoneでは通話音量とメディアの音量調節は一緒になっている
Androidスマホでは通話音量とメディアの音量調節が個別にできますが、
iPhoneでは通話音量とメディアの音量調整は一緒になっています。
なので通話音量を上げると動画の音も大きくなりますし、
通話音量を下げると動画の音も小さくなります。
通話相手の声が大きくて動画の音が聞こえない場合は、
通話音量を上げて動画の音を集中的に聞くようにするしかありません。
動画の音のせいで通話相手の声が聞き取りにくい場合は、
通話音量を少し下げると相手の声が聞き取りやすくなります。
元々通話と動画再生を同時に使用すると、
通話がメインとなって動画の音量は自動的に小さくなるようになっています。
ですから通話音量を少し下げることで動画の音をより小さくできるので、
通話相手の声が聞き取りやすくなるわけです。
動画再生アプリによっては通話相手に動画の音が聞こえてしまうこともある?
スマホでYouTubeを見ている時に電話がかかってきても、
基本的に通話相手には動画の音は聞こえないようになっています。
ただYouTube以外の動画再生アプリを使っている場合には、
通話相手に動画の音が聞こえてしまうこともあるみたいです。
色々と調べてみると、スマホでTwitterに投稿されている動画を見ている時に電話に
出ると通話相手に動画の音が聞こえていたといった意見が見つかりました。
詳しい状況は分かりませんが、ひょっとすると通話をスピーカーにしたために、
スマホ本体のスピーカーの音をマイクが拾ってしまった可能性もあります。
またTwitterは動画再生アプリではないので何とも言えませんが、
YouTube以外の動画再生アプリでは動画の音が通話相手に聞こえてしまうことが
あるかもしれないと思っておいた方が良いですね。
通話とアプリの同時使用はスマホ本体への負荷が大きい
通話はそれほどでもありませんが、動画再生やゲームアプリは長時間使用すると
スマホ本体に大きな負荷をかけてしまいます。
そのため通話と動画再生やゲームを同時に使用することで、バッテリー消費が早くなり、
結果的にスマホの寿命を縮めてしまう恐れがあるんです。
スマホのバッテリーは500回充電すると、3~5割ほど充電の減りが早くなると
言われていて、スマホのバッテリーの寿命は2~3年とされています。
通話と動画再生やゲームを同時に使用しなければ、1日1回の充電でバッテリーは
2~3年もつので、スマホの買い替えサイクルも2~3年となります。
しかし通話と動画再生やゲームを同時に使用することで1日の充電回数が増えると、
バッテリーの寿命が早まり、結果的にスマホも短いサイクルで買い替えないと
いけなくなるというわけです。
また、動画再生やゲームアプリを長時間使用していてスマホ本体が熱くなったことが
ある人も多いと思いますが、大きな負荷がかかるとスマホ本体が発熱します。
電子機器は熱に弱いですから、
スマホ本体の発熱がより重大な不具合や故障に繋がってしまう恐れもあります。
ですからたまには通話中に動画を再生したりゲームをしたりしても良いですが、
スマホの寿命を縮めてしまう恐れがあるので頻繁にはやらない方が良いと思いますよ。
まとめ
・スマホの通話機能やLINE通話と同時にYouTubeの動画を再生することは可能
・通話中にYouTube動画を再生しても、通話相手に動画の音は聞こえない
・タブレットやパソコンでもLINE通話と動画再生の同時使用は可能だがイヤホン必須
・Androidスマホでは通話音量とメディアの音量が個別に調節できる
・iPhoneは通話音量とメディアの音量の調節は個別にはできない
・YouTube以外の動画アプリでは通話相手に動画の音が聞こえるかもしれない